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ラピスラズリは9月と12月のどちらの誕生石?選定された意味や由来も解説!

Bobby

「ラピスラズリって、9月の誕生石だっけ?それとも12月?」と、不思議に思ったことはありませんか。実はこれ、どちらも正解なんです。以前は12月の石として有名でしたが、最近になってルールが変わり、9月の誕生石としても公式に認められました。

この記事では、なぜ2つの月の誕生石になったのか、その理由やラピスラズリが持つ特別な力についてわかりやすくお伝えします。石が持つ歴史や、偽物を選ばないためのコツも紹介するので、自分へのご褒美や大切な人へのプレゼント選びの参考にしてください。

ラピスラズリは9月と12月のどっちも正解

ラピスラズリを誕生石として探していると、お店によって9月だったり12月だったりして混乱しますよね。結論から言うと、今はどちらの月の誕生石として選んでも間違いではありません。 以前からのルールと、新しく決まったルールの両方が大切にされているからです。

最近は、誕生石を扱うジュエリーショップでも「9月と12月の両方のコーナー」に置かれることが増えました。どちらの月に生まれた人にとっても、ラピスラズリは特別な幸運を運んでくれる守護石として親しまれています。

日本のルールが2021年に変わった

日本の宝石業界では、2021年12月20日に誕生石のラインナップを大幅に見直しました。全国宝石卸商協同組合という公的な団体が、なんと63年ぶりに新しい誕生石を追加したのです。

この改訂によって、これまで12月だけだったラピスラズリが、正式に9月の誕生石としても登録されました。これにより、日本国内のどこでも「9月の誕生石」として自信を持って紹介できるようになったのです。

  • 改訂日:2021年12月20日
  • 発表元:全国宝石卸商協同組合
  • 変更内容:10種類の宝石を新しく追加・整理

サファイアと一緒に9月を彩る仲間入り

9月の誕生石といえば、これまでは青い宝石の王様であるサファイアが独占状態でした。しかし、サファイアは非常に高価で手が届きにくいこともあるため、より親しみやすいラピスラズリが選ばれたという面もあります。

同じ青色でも、透明感のあるサファイアに対して、ラピスラズリは夜空のような深い色合いが特徴です。好みに合わせて選べる選択肢が増えたことは、9月生まれの人にとって嬉しい変化と言えるでしょう。

  • サファイア:透明感があり、キラキラと輝く上品な青
  • ラピスラズリ:不透明で、金色の粒が混じる夜空のような青
  • 使い分け:フォーマルならサファイア、カジュアルならラピスラズリ

12月の定番として昔から親しまれている

もともとラピスラズリは、12月の誕生石としてトルコ石(ターコイズ)と並んで不動の人気を誇ってきました。1958年に日本で最初の誕生石が決められた時から、12月の顔として選ばれていた歴史があります。

冬の澄んだ空気や、クリスマスの時期の夜空をイメージさせることから、12月生まれの人への贈り物として定着しています。今でも「12月といえばラピスラズリ」と考える人が多いのは、こうした長い間愛されてきた積み重ねがあるからです。

  • 12月の代表石:トルコ石、タンザナイト、ジルコン、ラピスラズリ
  • イメージ:静寂、冬の星空、1年の締めくくり
  • 人気:男女問わず身につけやすい落ち着いた色味が支持されている

9月の誕生石として新しく選ばれた理由

なぜわざわざ、9月の誕生石にラピスラズリを追加することになったのでしょうか。それは、日本独自のルールを世界基準に合わせようとしたことが大きなきっかけです。また、多くの人がもっと自由に宝石を楽しめるようにという願いも込められています。

新しいルールが決まったことで、宝石店での取り扱いもガラリと変わりました。ここでは、なぜ9月というタイミングでラピスラズリが選ばれたのか、その具体的な理由を紐解いていきましょう。

イギリスやオーストラリアの基準に合わせた

実は、イギリスやオーストラリアなどの海外では、以前からラピスラズリを9月の誕生石とする文化がありました。日本が2021年に改訂を行ったのは、こうした国際的な基準に合わせるためでもあります。

世界中で同じ宝石が誕生石として認識されることで、海外旅行でお土産を買う際や、外国の方へのプレゼントを選ぶ際にも迷わなくて済むようになりました。グローバルな視点を取り入れた、現代的なアップデートと言えます。

日本の宝石業界が公式に認めた新しい分類

2021年の改訂は、単なる流行ではなく、日本の宝石卸商協同組合が正式に発表したものです。それまではお店によって言うことがバラバラなこともありましたが、今では明確な基準として共有されています。

公式に認められたことで、百貨店や宝石店でも「9月の誕生石」として大々的にカードを添えて販売できるようになりました。公的なお墨付きが得られたことで、贈る側も受け取る側も安心感が増したと言えます。

  • 改訂の目的:誕生石の統一感を持たせ、宝石市場を活気づけること
  • 影響:鑑定書や説明カードの記載が統一された
  • メリット:ギフト選びの際に、公式な根拠を持って選べるようになった

季節に関係なく青い石を贈りたい需要への対応

「青い石が好きだけど、サファイアは少し敷居が高い」と感じる人は少なくありません。ラピスラズリは、天然石ならではの温かみがあり、日常使いしやすいアクセサリーとしても重宝されます。

9月生まれの人に、もっと気軽に、かつ意味のある青い石を贈りたいというニーズに応える形で採用されました。デニムなどの普段着にも合わせやすいラピスラズリは、現代のライフスタイルにぴったりの選択肢だったのです。

  • 価格帯:サファイアに比べて手に取りやすいものが多い
  • スタイル:Tシャツやニットなど、日常のファッションに馴染む
  • バリエーション:丸玉のブレスレットからシルバーリングまで幅広い

12月の誕生石として長く愛される理由

12月の誕生石としてのラピスラズリは、もはや説明がいらないほどの定番です。12月は1年の終わりであり、新しい年への準備期間でもあります。そんな節目の時期に、深い青色の石が選ばれたのには納得の理由があります。

12月の冷たく澄み渡った空気感と、ラピスラズリの凛とした佇まいは相性が抜群です。ここでは、なぜ12月にこの石がこれほどまでに支持されているのか、その魅力の秘密を探っていきます。

冬の夜空を連想させる深い青色の美しさ

ラピスラズリの最大の特徴は、何と言ってもその深い群青色です。12月の凍てつくような夜空に、キラキラと星が輝いている様子をそのまま石に閉じ込めたような見た目をしています。

この石を見つめていると、心がスッと落ち着き、静かな冬の夜を過ごしているような感覚になります。冬に生まれた人の、穏やかで芯の強いイメージにぴったり重なる宝石として、多くの人に選ばれ続けています。

トルコ石とは違う落ち着いた雰囲気が人気

12月のもう一つの代表石であるトルコ石は、明るい空色で快活な印象を与えます。それに対してラピスラズリは、重厚感のある濃い青色で、知的な大人の雰囲気を演出してくれます。

可愛らしさよりも、かっこよさや品格を大事にしたい人にとって、ラピスラズリは理想的な宝石です。特に男性でも身につけやすい色合いであるため、ペアアクセサリーや父の日のギフトとしても選ばれることが多いのが特徴です。

  • トルコ石:カジュアル、明るい、元気なイメージ
  • ラピスラズリ:フォーマル、落ち着き、知的なイメージ
  • 選び方:その人のファッションや雰囲気に合わせて使い分ける

1年の終わりに幸運を呼び込むお守りとしての役割

12月は、誰もが「今年も無事に終わりますように」「来年はもっと良い年になりますように」と願う時期です。ラピスラズリは古くから「邪気を払う石」として信じられてきました。

災いから身を守り、幸運を呼び寄せると言われるこの石は、1年の締めくくりに手にするお守りとして最適です。自分への1年のご褒美として、あるいは大切な人の幸せを願う贈り物として、これほど相応しい石はありません。

石言葉に込められた具体的な意味

宝石にはそれぞれ「石言葉」というメッセージが込められています。ラピスラズリの言葉は、どれも前向きで力強いものばかりです。ただ美しいだけでなく、持つ人の心に寄り添い、背中を押してくれるような意味が詰まっています。

ラピスラズリを身につけることは、今の自分に必要なメッセージを常に持ち歩くようなものです。ここでは、この石が象徴する3つの代表的な意味を詳しく紹介します。

試練を乗り越えて掴み取る「最高の幸運」

ラピスラズリは「幸運を招く石」として有名ですが、ただ棚ぼた的な幸運が降ってくるわけではありません。持ち主が抱えている課題を表面化させ、それを乗り越えることで真の幸せを掴ませてくれると言われています。

一見すると厳しい石に感じるかもしれませんが、それは持ち主が大きく成長するために必要なプロセス。壁を乗り越えた先にある、揺るぎない幸せを手にしたいと願う人にぴったりのパワーを持っています。

嘘偽りのない自分になれる「本当の姿」

私たちは日常生活の中で、つい自分を飾ったり、本音を隠したりしてしまうことがあります。ラピスラズリは、そうした偽りの自分を脱ぎ捨てて、ありのままの自分を愛することを教えてくれる石です。

自分の心に素直になることで、本当にやりたかったことや、大切にすべき人間関係が見えてきます。迷いが生じた時にこの石を見つめると、進むべき正しい道を示してくれるような安心感を与えてくれるでしょう。

  • キーワード:誠実、自分らしさ、内面の成長
  • 期待できる変化:自分の意見をはっきり言えるようになる
  • おすすめの人:自分に自信を持ちたい、優柔不断を直したい

混乱した感情を整理する「心の平穏」

忙しい毎日の中で、怒りや不安で心が乱れてしまうことは誰にでもあります。そんな時、ラピスラズリの深い青色は波立った感情を鎮め、凪のような静かな心を取り戻す手助けをしてくれます。

冷静な判断力をもたらしてくれるので、トラブルが起きた時でも落ち着いて対処できるようになります。寝室に置いたり、メディテーション(瞑想)の時に手に持ったりするのも、心を整える良い方法です。

パワーストーンとしての具体的な効果

ラピスラズリは、世界で最も古くからパワーストーンとして崇められてきた石の一つです。その力は非常に強力で、持ち主の人生にポジティブな変化をもたらすと信じられてきました。

単なる飾りではなく、人生のパートナーとして寄り添ってくれるような頼もしさがあります。ここでは、具体的にどのような効果が期待できるのか、3つのポイントに絞って解説します。

直感力を高めて正しい決断を助ける

「第3の目」を刺激すると言われるラピスラズリは、直感やひらめきを鋭くしてくれます。重要な会議の前や、人生の大きな選択を迫られている時に身につけると、不思議と迷いが消えていくと言われています。

頭の中のモヤモヤをスッキリと晴らし、知性を研ぎ澄ましてくれる効果も期待できます。勉強や仕事で成果を出したい時、クリエイティブなアイデアが欲しい時にも、心強い味方になってくれるはずです。

持ち主の身代わりとなって災厄を遠ざける

古来より、ラピスラズリは強力な魔除けの石として重宝されてきました。周囲からのネガティブなエネルギーや、持ち主自身の心の弱さから来る災いを遠ざける盾のような役割を果たしてくれます。

面白いことに、大きなトラブルが起きそうになると、石の色が急激に退色したり、ひびが入ったりして身代わりになってくれるという言い伝えもあります。守られているという感覚が、日々の生活に大きな安心感を与えてくれます。

  • 守護の力:他人からの嫉妬や悪意を跳ね返す
  • 気づきの力:危険が迫っていることを直感で教えてくれる
  • 浄化の力:自分の中に溜まった悪い感情を洗い流す

喉の不調や視力の疲れを癒やすスピリチュアルな力

体への影響についても、古くから伝えられていることがあります。特に喉(のど)や甲状腺、視力に関わる部分を癒やす力が強いと言われてきました。

現代人にとって、スマートフォンの見すぎによる目の疲れは大きな悩みです。ラピスラズリをそっと目に当てる(※清潔な状態で)と、青い光が疲れを癒やしてくれると言われています。また、人前で話す仕事をしている人が「喉のお守り」として持つことも多いです。

宇宙のような見た目を作る石の特徴

ラピスラズリをじっくり観察すると、一つの石の中にさまざまな要素が混ざり合っているのがわかります。実は、ラピスラズリは単一の鉱物ではなく、4つの異なる鉱物が混ざってできた「岩石」なんです。

この複雑な成り立ちこそが、他の宝石にはない「宇宙のような奥行き」を生み出す秘密です。ここでは、石の中に隠された具体的な特徴について詳しく見ていきましょう。

金色の星のように見えるパイライトの輝き

ラピスラズリの中にキラリと光る金色の粒。これは「パイライト(黄鉄鉱)」という別の鉱物です。まるで夜空に散りばめられた星のようで、これがあることで石に豪華さと神秘的な表情が加わります。

パイライトの入り方は石によって全く異なります。全体に満遍なく散っているものもあれば、一箇所に大きな塊として存在するものもあります。自分だけの「星空」を見つけるような感覚で選ぶのが、この石の醍醐味です。

白い雲のような模様を作るカルサイトの混じり方

石の中に白い筋や斑点が見えることがありますが、これは「カルサイト(方解石)」という成分です。青一色の石よりも、白い模様が入ることで「宇宙の星雲」や「雲がたなびく空」のような自然な表情になります。

一般的には白い部分が少ないほど高品質とされますが、あえて白い模様が美しいものを選び、風景画のような趣を楽しむコレクターも多いです。石の個性を物語る、大切な要素の一つと言えます。

  • 高品質なもの:鮮やかな濃紺で、白がほとんど混じっていない
  • カジュアルなもの:白や金の入り方がダイナミックで、1点もの感が強い
  • 注意点:白い部分が多すぎると、強度が少し低くなることがある

世界で一番美しいと言われるアフガニスタン産の色味

ラピスラズリの産地はいくつかありますが、最高峰とされるのがアフガニスタンのバダフシャン地方で採れるものです。ここで採掘される石は、吸い込まれるような深い青色が特徴で、世界中の宝石商が絶賛します。

他にもチリやロシアなどで採れますが、アフガニスタン産は「ウルトラマリンブルー」と呼ばれる、非常に鮮やかで不純物の少ない青色が楽しめます。産地によって少しずつ色味や質感の傾向が違うので、比較してみるのも面白いですよ。

産地色の特徴含有成分の傾向
アフガニスタン極めて深い、鮮やかな群青色金色のパイライトが綺麗に入りやすい
チリやや明るめの青、または緑がかった青白いカルサイトが多く混じる傾向がある
ロシア濃い青色だが、パイライトが筋状に入る石の質が緻密で、硬そうな印象

歴史から見るラピスラズリの特別な価値

ラピスラズリの歴史は、なんと6,000年以上も前に遡ります。金や銀と同じくらい、あるいはそれ以上に価値があるものとして、王族や神官だけが持つことを許された特別な石でした。

この石が歩んできた道のりを知ると、ただのアクセサリー以上の重みを感じるはずです。世界中の人々を魅了し続けてきた、ラピスラズリの驚くべきエピソードを紹介します。

エジプトのツタンカーメンが愛した王者の石

古代エジプトにおいて、ラピスラズリは「天空の象徴」であり、神の力が宿る石とされていました。最も有名なのは、ツタンカーメン王の黄金のマスクです。あの豪華なマスクの目元や眉の部分を彩っている青いライン、あれこそがラピスラズリです。

当時のエジプトでは採れなかったため、遠くアフガニスタンから砂漠を越えて運ばれてきました。命がけで運ばれてきたこの石は、王が死後も無事に天国へ行けるようにという願いを込めて、ミイラと共に多くの装飾品として埋葬されました。

画家フェルメールが使った高価な青色の秘密

17世紀のオランダの画家、フェルメールをご存知でしょうか。『真珠の耳飾りの少女』で描かれたターバンの鮮烈な青色は、ラピスラズリを細かく砕いて作られた「ウルトラマリン」という絵具で塗られています。

この絵具は当時、金よりも高価と言われるほど貴重なものでした。他の画家が安い代用絵具を使う中で、フェルメールは惜しみなくこの贅沢な青を使い、時が経っても色褪せない奇跡のような輝きを作品に残したのです。

仏教の七宝の一つ「瑠璃」としての尊さ

日本や中国の仏教文化においても、ラピスラズリは「瑠璃(るり)」と呼ばれ、七つの宝物の一つとして大切にされてきました。薬師如来(やくしにょらい)という病気を治す仏様は、瑠璃色の光を放つと言われています。

正倉院の宝物の中にも、ラピスラズリがあしらわれた装身具が残されており、古くから日本の貴族たちの間でも憧れの的であったことがわかります。東洋でも西洋でも、この石は「天上の色」として崇められてきたのです。

  • 仏教の七宝:金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲、赤珠、瑪瑙
  • 薬師如来:人々の病苦を救う、瑠璃の光の仏様
  • 正倉院:1200年前のラピスラズリ製装飾品が保管されている

偽物や加工品を見分けるコツ

ラピスラズリは人気があるため、残念ながら偽物や安価な加工品も多く出回っています。せっかく誕生石として手に入れるなら、納得のいく本物を選びたいですよね。

ちょっとした知識を持っておくだけで、選ぶ時の安心感が大きく変わります。プロでなくてもチェックできる、偽物を見分けるための3つのポイントをお伝えします。

安すぎるハウライト染色の見極め方

最も多い偽物は、白い「ハウライト」という別の石を青く染めたものです。見た目は似ていますが、表面をよく見ると青色が均一すぎたり、ひび割れた部分だけに色が濃く溜まっていたりします。

また、除光液をつけた綿棒で軽くこすってみて、色が落ちるようであれば染色の可能性が高いです。本物のラピスラズリは、石そのものの色なので、少しこすったくらいで色が落ちることはありません。

表面の金色の粒が不自然に整っていないか

ラピスラズリの大きな魅力である金色の粒(パイライト)も、偽物の場合は金色の塗料で描かれていることがあります。本物の金色の粒は、石の中に埋まっていて、見る角度によって金属特有のキラッとした輝きを放ちます。

もし金色の部分がすべて石の表面にだけ浮いて見えたり、粒の形がどれも同じような丸だったりする場合は注意が必要です。自然が作り出した本物の星空は、もっと不規則で奥深い輝きをしています。

手に持った時の温度や重みのわずかな違い

プラスチックやガラスで作られた偽物も見かけますが、これは重さと温度で判断できます。本物の石は、手にした瞬間に「ヒヤッ」とした冷たさを感じ、その冷たさがしばらく続きます。

プラスチック製はすぐに手の温度で温まってしまい、重さもとても軽いです。また、本物のラピスラズリは岩石なので、見た目以上にずっしりとした重みを感じるはずです。可能であれば、実際に手に取って重みを確認してみましょう。

  • 本物の特徴:手に持つと冷たい、ずっしり重い、金色の粒が石の中に埋まっている
  • 偽物の特徴:すぐに温まる、軽い、金色の粒が表面に貼り付けたように見える
  • 染色の特徴:色が鮮やかすぎる、溝にインクが溜まったような跡がある

綺麗な状態を保つための手入れ方法

ラピスラズリは、実はとてもデリケートな宝石です。ダイヤモンドのように硬くないため、雑に扱うと表面に傷がついたり、輝きが鈍くなってしまったりします。

お気に入りのアクセサリーを長く美しく保つためには、正しいお手入れの知識が欠かせません。毎日の中で簡単にできるケアと、絶対にやってはいけない注意点をまとめました。

柔らかい布で優しく拭き取る基本のケア

使った後は、眼鏡拭きのような柔らかい布で、表面についた汗や皮脂を優しく拭き取ってください。これだけで、石の曇りを防ぎ、鮮やかな青色を長持ちさせることができます。

ゴシゴシと強くこするのではなく、撫でるように拭くのがコツです。ネックレスなどはチェーンの部分も一緒に拭いておくと、金属部分の変色も防げて一石二鳥です。

水洗いや超音波洗浄機を避けるべき理由

多くの宝石で行われる「水洗い」や「超音波洗浄」ですが、ラピスラズリには厳禁です。この石は水分を吸収しやすい性質があり、水に濡らすと成分が変質して表面が白っぽくカサついてしまうことがあります。

また、複数の鉱物が集まってできているため、超音波の振動を与えると石が割れてしまうリスクもあります。汚れがひどい時でも水に浸けず、専門のお店に相談するようにしましょう。

  • 禁止:水に浸ける、お風呂やプールでの着用、超音波洗浄
  • 理由:水分による変質、急激な振動によるひび割れ
  • 対策:濡れてしまったら、すぐに乾いた布で優しく吸い取る

汗や化粧品が付いた時のダメージ対策

ラピスラズリは「酸」にも弱いため、人間の汗や、化粧品に含まれる成分でもダメージを受けてしまいます。メイクや香水をすべて済ませてから、最後にアクセサリーを身につけるようにしましょう。

特に夏場、汗をたくさんかいた時は、外した後すぐに拭き取ることが重要です。放置しておくと、石の表面の光沢が失われてしまう原因になります。少しの手間で、石との付き合いはぐんと長くなります。

誕生石としてプレゼントする時の選び方

誰かにラピスラズリを贈るなら、その人が一番輝いて見えるものを選びたいですよね。誕生石のギフトは、その人の一生に寄り添う特別な意味を持ちます。

色味の好みから、普段のファッションとの相性まで、選ぶ時にチェックしておきたいポイントをまとめました。贈る相手の笑顔を思い浮かべながら、最高の1点を探してみてください。

相手の肌の色を美しく見せる色の濃淡

ラピスラズリの青色には、驚くほどバリエーションがあります。深い紺色は肌を白く、知的に見せてくれますし、少し明るめの青色は顔まわりを華やかに、元気な印象にしてくれます。

相手が普段、パステルカラーの服を好むなら明るめの石を、モノトーンやシックな装いが多いなら深い色の石を選ぶと、コーディネートに自然に馴染みます。石を指先に乗せてみて、肌の色が綺麗に見えるか確認するのがおすすめです。

毎日身につけやすいネックレスやピアスの形

お守りとして毎日使ってほしいなら、服に引っかかりにくいシンプルなデザインが一番です。一粒タイプのネックレスや、小さなスタッドピアスは、仕事中でも気にならずに身につけられます。

少し個性を出したいなら、石の形を活かした「バロック(不規則な形)」のものや、アンティーク調の装飾が施されたものも素敵です。相手のライフスタイルを想像して、邪魔にならないサイズ感を選びましょう。

  • 仕事向け:直径5〜8mm程度の小ぶりな一粒デザイン
  • お出かけ向け:金色のパイライトがたっぷり入った華やかな大粒
  • 男性向け:スクエア型や、マットな質感のブレスレット

予算に合わせた石の大きさと品質のバランス

ラピスラズリは、他の貴石に比べると大きなサイズでも手が届きやすいのが魅力です。ただし、大きければ良いというわけではなく、色の濃さや金の入り方のバランスが重要です。

限られた予算の中で選ぶなら、サイズを少し小さくしてでも、青色が鮮やかで傷の少ない高品質なものを選んだほうが、身につけた時の満足度は高くなります。お店の人に産地やグレードを聞きながら、納得の一品を見つけてください。

この記事のまとめ

ラピスラズリが9月と12月のどちらの誕生石なのか、そしてその背景にある深い意味や歴史について解説してきました。この石は単なる「青い宝石」ではなく、長い年月を経て人々が大切に守ってきた、幸運と成長の象徴です。

  • ラピスラズリは2021年の改訂で、9月の誕生石としても正式に認められた。
  • もともと12月の誕生石としての歴史も長く、どちらの月の人にも愛されている。
  • 石言葉には「最高の幸運」や「本当の姿」といった前向きな意味が込められている。
  • 成分は複数の鉱物が混ざった岩石で、金色のパイライトが星空のように輝くのが特徴。
  • 非常にデリケートなため、水洗いや衝撃を避け、優しく拭いて手入れをすることが大切。
  • 古代エジプトや名画の絵具に使われるなど、歴史的にも極めて価値が高い。
  • 偽物を見分けるには、色落ちの確認や手に持った時の温度・重みをチェックする。

あなたが手にするラピスラズリが、毎日の生活に小さな幸せと、勇気を与えてくれる素晴らしいパートナーになることを願っています。

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